人手不足が続くIT業界では、エンジニアではない職種の人、つまりエンジニア未経験者が、転職サイトでエンジニアに応募することも不可能ではありません。事実、転職サイトのエンジニア募集要項には、しばしば経験がなくても大丈夫です、と書かれている場合があります。
しかし、一言で「エンジニア」と言っても、幅広い業務レンジに渡っていることをまずは理解しましょう。
例えば、あなたがスマホで何らかのwebサービスにアクセスした時のことを考えてみてください。
まずはアプリがなければあなたはそのサービスにアクセスできません。したがってアプリを開発するエンジニアがそのアプリを作ったということになります。
次に、そのアプリが動くためのサーバーが必要です。つまりそのアプリサーバを管理するエンジニアがいる、ということになります。
また、そのサーバーとあなたのスマホが通信するためにはネットワークが繋がっている必要があります。そのためネットワークエンジニア、という職種が存在しています。
それ以外にも、ユーザデータを扱うためのDBエンジニアという職種もあります。
このように、自分がどの分野に興味があるのか、応募する前に考えてみましょう。
さらに、「経験不問」と書かれていても、何も準備せずに応募することはお勧めできません。
ある程度自分が興味ある分野について、自己学習をしてから応募することをお勧めします。何の経験もない人が、少しでも勉強して自分の成果を面接でアピールできたなら、それだけでかなりのアドバンテージになるはずです。